スーパービルメンマンその1

どの現場にでも一人はいる?何でもできちゃうスーパーマン。

私が最初に所属した物件の現場責任者の話。


・電験ビル管は勿論、施工管理も所持。

・元電気工事士のためフロアコンセント新設や非常階段照明増設工事など低圧の電気工事は
 殆ど業者を呼ばず自分で行う。

・ボイラーや冷温水発生機の軽微な修理などは朝飯前。

・巨大なフート弁をチェーンでつり上げパッキン交換したり、肉体労働もへっちゃら

・大きな資材を運ぶため自らトラックを運転し、見事なロープワークで荷台を南京結び

・電気主任技術者として年次点検の指揮を執り、停電から復電まですべて一人でこなす。決して部下は信用しない。部下の仕事は清掃。キューピクルのガイシなど徹底的に磨かせ一切の妥協無し。

・官公庁への提出書類も決して部下を信用しないため自ら作成。

・作業員が検針した電流・電圧値、延べで500以上のデータを毎日くまなくチェック。データの記入ミスは勿論呼び出し説教。

・外注業者への要求も厳しく、怠慢作業には容赦なく激怒で業者涙目

一人で何役もこなし、極力業者を呼ばず自力で対応するため、オーナー側の信頼は絶大でした。

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